ご好評いただいております! 【こめつぶぱんだの米みつ】(*’▽’)
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まず、放送直後からこちらのサイトがダウンし、閲覧不能となったことをお詫び申し上げます。
また、その後も想定をはるかに超えるご注文をいただき、商品のお届けまで長らくお待ちいただきましたことをお詫び申し上げます。
生きた糀菌による商品のため、米みつの完成はファストフードのようにはいきません。
このような状況にご理解をいただき、お待ちいただいたお客さまや温かい言葉をお掛けくださったお客さまに心より感謝申し上げます。
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2019.4/13 いよいよロケ当日!
港にテントや調理機器など撮影に必要なものが運び込まれていて、おーやってる、やってる!
たぶんスタッフさん総勢30名くらい。
もちろん仕事なんだけどワイワイしてる感じで、僕もウキウキ(笑)
今はまだ船上でマコガレイ釣りの撮影中なので、スタッフさんや出演する地元女性陣とおしゃべりをして待ちます。
待ちます。
待ちます。。
待ちます。。。
まぁ、ほら、ロケって予定通りにはいかないじゃん!?(知らんけど)
「○時頃、帰港予定でーす!」とスタッフさんから案内があって、おぉ!って何だか気分も上がってきます(笑)
釣り船が接岸しようと近づいてきてーー
「戻ってきたでーー!お疲れさまーー!」と港で待ってる組に向かって手を振る、観たことある顔がーー!!
初めまして、宮川大輔さん。
初めまして、渡部陽一さん。
いや、ホントにこのひと達とお仕事一緒するのかーと思いましたよ。
青空レストランへの出演が決まってから何度か想像はしてみたけれど、現場でお会いしてみてもまだテレビで観るひとと一緒するのは不思議な感覚でした。
(今回の仕事を予言するかのようなブログを以前書いておりました)
釣果は、、、マコガレイはもちろん、その他の魚も結構釣れていてすごーい!
タイミングを見て宮川大輔さんによろしくお願いしますの挨拶をすると、あー、よろしくー!という感じで、(勝手に小柄なイメージだったのだけど、僕と同じくらいの身長で)想像より身体が大きかった(笑) なんだか目が特に印象的でした。
僕はひとの【目】や【手】ってのが、そのひと自身を強く物語っているなーと感じています。
目って内面からの光とか力強さとかすごく出るし、これってそのひとがこれまでに経験してきたことや考えや想いに因る。
ぬるく生きている人間の目は、ぬるい。
あと、手。
手って、そのひとの温もりや感情が出るんですよ。
皆さん、恋人(夫婦も)や子どもや孫と手をつなぐでしょ?感情出まくりじゃないですか!
ごつい手、やわらかい手、あたたかい手、やさしい手、きびしい手。
そのひとの人生が、手に出てるよね。
機会があればぜひ、おじいちゃんおばあちゃんお父さんお母さんや、誰かの手を見てみて。手は語ってくるよー(笑)
話が逸れましたが、渡部陽一さんにもよろしくお願いしますの挨拶をしました。
一瞬で、惚れました。(いや、変な意味じゃなくて)
こんなに全身から愛が溢れ出てるひとっているんだなーと思いましたよ。
全身から優しさがダダ漏れなんだもん。良いひと感が出すぎなんですよ、もう。
ちなみに、しゃべり方はテレビで観るまんまでなんだか安心(笑)
あと、いつも肌身離さずに持つカメラをじっくり拝見させていただきました。
画像は載せないでとおっしゃっていたので公開できませんが、すごかったです。
戦場で光を反射して武器と思われて攻撃されないようにかなと思うのですが、黒いガムテープでぐるぐる巻きでした。
さらに僕がカメラに感じたこと。
渡部陽一さんのカメラは、【呼吸】してました。
生きているようでした。
彼の『相棒』なんだと思いました。
お二人に共通して言えるのは、やはり何かに全力で取り組み、ひとに注目されるほどの結果を出して、最前線を突っ走っている人間が持つ空気。
決して僕や農創の取組を馬鹿にしない。否定しない。
世の中の大半が不可能だと決めつけて取り組みもせずに否定的な言葉だけを並べる。自分に対しても他人に対しても。
ダサいと思うんですよ、それ。
それが、一切なかったです。
「この人たち、この現場の空気、大好きだ!!」と思いましたよ。
そしていよいよ、地元のお寿司屋さんや地元の女性陣から順番にマコガレイ料理の撮影が始まりました!
みんなが撮影している間は、撮影しているところをカメラマンさんやスタッフさんが取り囲んでいて(テレビ画面を通して観ると出演者だけが出てるので、現場は分からないわけですけど、出演しているひとの数十センチのところにスタッフさんはいるし、なんなら出演者と会話もする(あとで編集するから))見えないからテントでおしゃべりしたり、撮影が終わって残ったマコガレイの刺身をつまんだりしましたよ(笑)めっちゃうまかった!(日本酒をくれ)
僕と米みつの出番は最後なので時間がけっこうありました。
撮影は緊張したかって?何人もに聞かれるんですよ。
普段カメラの前で話すことなんてないし、テレビの中のひととの対面だし、僕自身緊張するのかなーと思っていたんですよ。でも全然。
(最近なんですけど、僕は緊張を脇に置いておくことができるようになりました、すごーい)
「栗原さん、準備お願いしまーす!」とスタッフさん。人生初のピンマイクも付けてもらいましたよ!
事前にディレクターさんから「これとこれ(十代目であることとか、なぜ米みつを作り始めたかとか、ボクサーだったとか)については話を出してくださいね」と言われているので、なんとなく話題にしなければならないことを頭の中で復習して、いよいよカメラの前へ。
カメラの前に宮川大輔さんと渡部陽一さんと、僕とベールをかぶった米みつ。
スタッフさん「はい、どうぞ!」(けっこう急に始まるんだなーと思いましたよ(笑))
台本を意図的に見せられていない宮川大輔さんは予想通り「米みつ??米みつって何っ??」
始まりました、いよいよ。緊張は、ゼロ。視界良好。すごく楽しめそう。
僕「僕、実は農家の十代目で三百年くらい続いているんですよ。」
お二人「えーーー!」
身体にいいものをもっと身近にしたくて、お米から糀から米みつまで一貫して作ること。生産者として消費者に寄添いたいこと。熱ぅーーい想いを語りましたよ(笑)
そんな話をしながら、まずは米みつをショットグラスに注いで味見をしてもらったわけですが、もうね、お二人からは真剣さと愛情しか感じなかった。
米みつと僕(法人としてではなく、一農家として出演してくださいと事前にお願いされているので)について強い関心を持ってくれて、興味をもってくれて、的確に米みつの特徴を言葉に(食レポってこれか!)してくれて、すっごい応援してくれて、、、。
次に召し上がってもらった僕おすすめの「米みつを掛けたプレーンヨーグルト」を食べたときの渡部陽一さんの嘘偽りない『最っ高。』と宮川大輔さんの『米みつ、すごいな!』は、心から嬉しかった。
思い出すだけでお二人には感謝っす。そして目の前のことに当たるその姿勢、しっかり学ばせていただきました。
そもそも、この『満天☆青空レストラン』という番組をつくる現場は、肯定感と前向きな感情に溢れていて、楽しい雰囲気で。
関わる全員が全力でいいものを創ろうとして、そりゃこの番組が10年続いているということに納得ですよね。
ものすごい快晴だけど肌寒く、風もあったこの日は、案の定コンロの火が消えるのですが、宮川大輔さんが何度も火をつけてサポートしてくださったり、風よけになってくださったり。でかすぎるマコガレイを鍋から皿に盛りつけるのを助けてくださったり。
収録後に、「米みつすごいやん。ペットボトルでもええんちゃう。あと、米みつの文字でっかく目立たしたり!」なんて言葉も掛けてくれましたよ。
渡部陽一さんも米みつを「甘酒寄りのみたらし!」なんて名言を残しちゃうくらい、真剣に向き合ってくださって、他にもたくさん米みつを表現してくださって、頭の回転が速くて、賢いひとなんだなーと思いました。
渡部陽一さんも収録後に、(あのゆっくりな言い方で)「コツコツ、コツコツと、、、あきらめずに、、、、、頑張ってください、、、、、。」と心にしみる、重みのある言葉をくださいましたよ。
あと、番組的にもおいしかったであろう、このシーン!
農創設立前から親しくさせていただいているママズスマイルの近藤社長さん。
日本初のいつでも預けられる一時預かり託児チェーン(ちなみにわたくしめもつくば研究学園店を運営している!)を立ち上げた彼女とは、事業をするうえで互いに苦労していた姿を知っています。(今も次から次へと苦労の連続ですけど(笑))
そういう長い付き合いもあって、遠巻きに収録を見ていた近藤社長が感動して涙してくれたんですよ。
それに気づいた宮川大輔さんが、「ちょっと、ちょっとー!!」と声を掛けて、なんとカメラの前に連れられるという展開に(笑)
完全に主役の座を持っていかれましたよ(笑)
放送では編集されてしまっていたのですが、
近藤社長が「(僕が)本当に苦労していて、(米みつの)良さを伝えるのにもずっと苦労していて。でも(宮川大輔さんと渡部陽一さんが)伝えたかったことを的確に言葉にしてくださっていて。。。(泣)(泣)(泣)」と発言する場面があって、
結局僕の涙腺もゆるんで(いや、本当に嬉しかったからね)、もらい泣きして、バラエティー番組なのにひどく感動するという(笑)
(帰りの道中、感慨深くて、二人して仕事やり遂げた感がハンパなかったことは言うまでもない)
ていうか、この場を借りて改めて言いたのだけど、近藤社長。
まったく撮影に加わる予定がなかったのに、一番目立つあたり、『持ってる』わーと思いました。
あのタイミングで涙ながらに出てきていいのはガールフレンドだけです!
放送後、何度「あの泣いてた女性は誰だ?」と聞かれたことか(笑)
でも嬉しいですよね。我がことのように泣いてくれる仲間がいるって。
本当に愛情が充満しているロケ現場だったなー。
最後に、
宮川大輔さま、渡部陽一さま、スタッフの皆さま、共演した日立市の皆さま、近藤社長、今回関わってくださった皆さまへ
「このご縁に感謝しております。有難うございます。」とお伝えしたい。
撮影の現場は、明るくポジティブな感情で充満していて、本当に居心地が良かったです。
また、業界の最前線を走る方とお仕事を一緒して、同じ時間を共有できたことで多くを学ばせていただきました。
ものすごい刺激を受けましたので、また再会するまでに自分の使命をカタチにしていくことに命を懸けて取り組みます。
あー、楽しかったーーー。