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不自由は不自由か?

流行りの肺炎で外食を控えている方々も多いのかな、と思います。

こんなときだからこそ、親子でコックさんになってみてはいかがでしょう??

学校では学べないことを学ぶチャンスかな、とも思います☆

例えば1~2時間漬けた鶏むね肉を焼くだけ。
『手抜きでレストラン』のような一皿ができ上がります。

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栗原です。

 

 

僕ね、ボクサーだった時期があるんですよ。(10年以上前なので、今は50mくらい走ったら肩で息をしちゃいますけどね(笑))

 

ボクシングではヘッドギアを付けて試合形式でする(スパーリング)という練習をします。

プロテストを受ける前だったか、

デビュー戦の前だったか、

 

義足のボクサー(日本では義足だとライセンスを取得できないので、フィリピンでライセンスを取っている)とスパーリングをする機会があったんですね。

この選手は義足ボクサーとして何度かメディアに取り上げられたこともあるんですよ。すげー

 

で、この選手、すっごくいいボディ(腹を狙うパンチ)を打つんですよ!

すごく良い感じのひとで、スパーリングの後に「ボディのコツを教えてくだされっ!」てお願いしたのを覚えています^^(良い思い出!)

 

(僕は義足という体験をしたことがないので想像ですが)恐らく義足というのは、ボクシングをする上では【制限】になるだろうな、と思うのです。

あくまで想像ですけどね。

 

そういう【制限】の中で、ボクシングのリングに立つ。

研ぎ澄まされたボディを打つ。

 

【制限】があったからこそ、練習を重ねて、フィリピンでライセンスを取った。

【制限】があったからこそ、あのボディを習得できた。

 

『【制限】があったからこそ』という考え方もあるな、と思うのです。

 

 

あるときは、

ボクシングで腰を痛めてしまいました。

 

整形外科に行っても、整体院に行っても一切症状が改善しない痛みだったんですよ。

 

 

これが、ある鍼灸院で施術していただいたら、ウソでしょってくらい症状が改善したんです!

 

その鍼灸院の先生は、盲目のおじいちゃんでした。

 

 

 

僕は目を閉じたら、普段通りに生活することなんかできないですから

目が見えないということが、【制限】になるということは容易に想像ができます。

 

 

 

しかしながら、このおじいちゃん先生、

 

僕の背中から尻あたりを触り、僕の話を聞き、

整形外科でも整体院でも治らなかった痛みを治してしまうんですよ、一発で!!

 

 

【制限】があるから、研ぎ澄まされた手のひらの感覚。ひとがまとう空気を読み取る感覚。

 

見えずとも、僕と会話をし、僕に触れた瞬間に

僕の症状も、なんなら顔も、表情も、心の中も、

 

すべて見えていたのではないか、、、今はそう思います。

 

 

【制限】があったからこそ、鍼灸院の先生になった。

【制限】があったからこそ、非凡なる技術を身につけた。

 

『【制限】があったからこそ』という考え方が、こちらにも当てはまりそう。

 

 

 

少し別の角度から、僕たちの普段の生活を考えたとき

 

僕たちが考える【自由】って、やっぱり【不自由】の中の【自由】が多いな、と思います。

 

例えば、

 

自動販売機でジュースを買うとき、

それは自動販売機にラインナップされた(という【制限】を受けた)ジュースの中から、【自由】に自分が飲みたいジュースのボタンを押します。

 

ランチタイムに用意された、お得なAセット・Bセット・Cセット(という【制限】)の中から、【自由】に食べたいものを注文します。

 

 

最近、うちのオンラインショップでは、1~25kgまで欲しいときに欲しい量を【自由】に注文できる『お米の量り売り』を開始しました。

 

にもかかわらず!

ほとんどみーんな、一般に浸透している5kgや10kgでの注文なのです!

 

これ、正直、驚きました(笑)
(注文するkgで送料は変わらないので、多いほどにお得なのにですよ!)

 

 

結局、

 

【自由】ってひとそれぞれなんだな、と思いました(笑)

 

 

つまり反対の【不自由】についても、

 

【不自由】は【不自由】ではなくて、

 

ただの言葉であって、

 

【不自由】【制限】と考えれば、そうなるし、

 

【自由】への入り口だ!チャンスだ!と考えれば、そうなるなと思いました(*’▽’)

 

 

チャレンジして思い通りにいかないかもって不安とか、

肺炎のウィルスとか、

 

見えないものを過剰に心配する考え方が、自分を【不自由】にするのかもしれませんね。